甲武信ユネスコエコパークの特色

甲武信ユネスコエコパークは、甲武信ケ岳、金峰山、雲取山等の日本百名山が連なる奥秩父主稜を中心とした広大な山脈地域であり、荒川、多摩川、笛吹川(富士川)、千曲川(信濃川)を含む主要な河川の水源地となっています。
また、豊かな地層と岩石の種類により育まれた環境に多様な動植物が生息し、特にチョウ類の希少種の宝庫となっています。

甲武信ユネスコエコパークの説明

日本列島の本州中央部に位置する甲武信ユネスコエコパークは、山梨県、埼玉県、長野県、東京都の1都3県12市町村(山梨県甲府市、山梨市、大月市、北杜市、甲斐市、甲州市、小菅村、丹波山村、埼玉県秩父市、小鹿野町、長野県川上村、東京都奥多摩町)にまたがり、総面積は190,603haになります。
この地域は、山岳や森に加えて、御岳昇仙峡等の渓谷に代表される、四季折々に彩りを変える日本的で素朴な美しい自然に恵まれており、首都圏近郊にありながら、生物多様性に富む、貴重な生態系が広く保全されています。
また、古来人々を楽しませてきた民俗芸能が保全・伝承され、山岳・神社信仰にまつわる多様な文化が、今もなお息づいている地域でもあります。
さらに、NPO法人が中心となり地方自治体が大学と協働して展開する多摩川源流大学をはじめ、数々の民間団体が地域住民主導のもとに活動しています。

甲武信ユネスコエコパークの範囲

活動報告

KobushiBR 2019-07-24 Report PDF(1MB)